先週は、ダイヤモンド経営者倶楽部「最前線シリーズ」講話にて、

「『海外の人材活用最前線』~優秀な外国人を採用し戦略化するには~」というテーマでお話をしてきました。

 

 

実際に外国人採用支援を行っている弊社だからこそキャッチできる企業と外国人の「生の声」や、

優秀な外国人を採用するコツについて、「外国人が活躍できる体制整備とは?」や、「各国の国民性の違いについて」、

「外国人が日本企業に期待していることとは?」など、経営者ならではのご質問を頂きました。

 

入管法も4月から新たにスタートし、「そもそも外国人採用って?」という全てにハテナマークが付いている

経営者の方々も多いかと思いますが、一つ一つご回答しいきますのでまずはご相談いただければと思います!

 

 

さて、話は変わりまして、

今回は先週、今週読んだ本のご紹介を2つほど。
--------------------

・THE MODEL
・マッキンゼー流 最高の社風のつくり方

--------------------
以下、本を読んでいて全体にシェアできそうな参考になった内容をシェアするところから本日は始めますね。

書き出すと多くなっちゃったのでTHE MODELの内容だけを今週は。

※ちなみにTHE MODELは、

マーケティング・インサイドセールス・営業・カスタマーサクセスの協業プロセスについて書かれている本です。

【以下本の内容から私なりの考えも混ぜた内容をシェア】

(仕事への姿勢、働き方という観点部分から抜粋)

 

数年後の組織を想像しながらチームを作る事が大事。
3年後、5年後、どんな事業をやっているのか、どんな組織を動かしているのか、
どんな役割でいるのかを想像しながら仕事をすると、実現可能性が高まる。

 

・増幅型リーダーと消耗型リーダー

前者:メンバーの能力を引き出すのが「増幅型リーダー」
後者:価値観の会わないメンバーを消耗させる「消耗型リーダー」

→前者は才能のある人間たちを繋げるマグネットのような存在だが後者は自らの帝国を構築する

→前者は議論を推進するが、後者は自ら意思決定の場がある

→前者はメンバーに権限を移乗していくが、後者はマイクロマネジメントをする

マイナス要因、ネガティブ要素を持っている人間がリーダーにいると最悪で

組織は絶対に良い方向に向かわない。

 

・リーダーを目指す人の心得(現場の重要性について書かれたもの

釘がないから、蹄鉄が打てない 

蹄鉄がないので、馬が走れない

馬が走れないので、騎士が乗れない

騎士が乗れないので、戦いができない

戦いができないので、国が滅びた

全ては蹄鉄の釘がなかったせい

釘がないという些細なことが発端となって、様々な局面に影響を与え、

最終的には国が滅びてしまったというオフィス。

よく弊社で弊社でもヒヤリハット(1:29:300)の法則を繰り返し伝えていますが

非常に大切なことだと書かれています。

 

・ストレッチゴールをキチンとセットしているか

リスクはリーダーがキチンと判断をして、ストレッチした数字を唯一の

ゴールとして意識することで、余計な逃げ道を考えずに突き進むことが出来る。

有名なロジャー・バニスターの4ミニッツマイルという話があり、

イギリスの陸上競技の選手であったとのこと。

 

1923年に空飛ぶフィンランド人と言われたヌルミ選手が1マイル4分10秒4という

当時としては驚異的な記録を出し、二度とこの記録は奪われないだろうと言われていた。

「1マイル4分を切るのは人間の運動能力では不可能だ」と言われていた。

 

しかし、31年後の1954年、ロジャー・バニスターが3分59秒4という大幅な記録更新を打ち立てた。

すると、その46日後にオーストラリアのランディ選手が3分58秒で世界記録を塗り替え、

それから1年のうちに37人が、その翌年には300人のランナーが4分のカビを超えたという。

 

これは、限界が自分自身の中にあることを教えてくれるわかりやすいストーリーであり、

常に高い目標を持つことが個人と組織の力を引き上げることにつながるというエピソードである。

皆さん、与えられた目標ではなく、自らストレッチした目標を追って研ぎ澄ますと、上記のような

記録超えがどんどん当たり前のように出来るかもしれません。

 

・野村の流儀(元プロ野球の野村克也氏の言葉)

リーダーは「利益と尊敬と、少しの恐怖」で組織を動かしていくべきで、

その潤滑油が「笑う(ユーモア)だ」

 

・成長痛(これから新卒が一気に増える部署も多いと思いますので)

社員、売上が急に増えるということは、いろいろなところに不都合が起こる。

これはある意味子育てと一緒である。急速に成長すると子供は痛い痛いと

夜中に叫び、近所の医者に連れて行くと、これは骨の成長が早くて、これを

支える印肉が追いつかずに引っ張られていることからくる成長痛です。

病気ではない、成長が原因である。優しくなでて痛いの飛んでけ−って言ってあげる。

会社もある意味一緒である。

 

是非、上記参考にして頂ければ。

さて、今月も折返しで後半戦突入です!気を引き締めて残り半分も進んでいきましょう!