先週に引き続き、今週末も結婚式で鹿児島に行きまして、

せっかく鹿児島の霧島に行くということで、

西郷どんゆかりの霧島温泉に入ってきまして思いのほか、リフレッシュも出来ました。

 

はじめて霧島神宮も行きましたが、趣もあり、良い機会となりました。

2週連続ではありますが、何度出ても結婚式は良いものですね。

※写真は、鹿児島で泊まったホテルにて。

 

さて、今週はまず最近感じた、まだまだベンチャー企業の端くれと思っておりますが、

要所要所にいわゆる「大企業病」と言われる事象が見られたので皆さんに共有を。

 

大企業病とは、

・事なかれ主義

・社内政治

・セクショナリズム

という言葉から連想される、保守的、非効率な企業体質のことを指しますが、

代表的な事象としては、意思決定が遅く、社内のコミュニケーションが滞り、

風通しの悪い職場環境になる状況などかと思います。

 

私がよく例えるのは、

 

「創業期は野球に例えると、センターとレフトの間に落ちるボールは俺が俺がの精神で

お互いに取りに行く、ちょっとぶつかったりすることもあるけど、そのオーナーシップが一人ひとりにある。

これが組織が中途半端に大きくなり、無駄にそれぞれが自分の役割を

小さく認識すると、センターとレフトの間に落ちるボールを、

『そのボールはそっちが拾うボールだよね。そのボールは私のボールではないから』

といって見過ごしてしまう。その結果、社内の課題や問題が誰かがやってくれていると思うと

誰も着手せず、じわじわと会社が蝕まれていく。これがいわゆる大企業病の一つである。」

 

という話をします。

 

この事象は事業側と管理側でよく起こるものです。

「それは事業サイドの責任ですよね」

「それは管理側でキチンとやってもらわないと困ります」

 

これがお互いに言えればまだマシですが、お互いにそういうコミュニケーションも

取らずにそれぞれが勝手に思うことで何も進まなくなる。これが最近散見されます。

 

これを防ぐためには、これもよく言われる、

「自分よりも一つ上のポジション、場合によっては2つ上のポジションで考え行動する」

ということが大切かと思います。

 

丁度、先週、ある事業部のミドルとランチに行く機会があり、話した内容なのですが、

 

「疑問を投げるのは誰でも出来るけど、そこで止まっている間はビジネスパーソンではない。

最低限、自分が最終責任者という認識を持って、提案までして改善を図る努力をし続けるのが

本来あるべき姿」

 

という話をしました。

 

改めて一人ひとりに認識していただきたいこととしては、

 

「俺が私が!の精神!!!!」

「他の人がやらないのであれば、自分がやりますよ!!!という組織に対する当事者意識!!」

「自分の責任範囲を小さく考えず、大きく捉えて責任を持つ!!!」

 

です。

そうした人材には信頼が集まり、更に大きな責任のあるmissionがふってくるものです。

是非それぞれが意識をして行動をしてください。

 

 

もう一つ、

「成長し続けるために最も大切なことは、時間の使い方である」

という話をある場面でしました。

 

・貴方のその時間の使い方、将来に繋がっていますか?

・貴方のその時間の使い方、長期、短期の成果に繋がっていますか?

・貴方のその時間の使い方、世の中の役に立っていますか?

 

そんな高い視座を持って1分1秒使えるビジネスパーソンの集合体でありたいですね。

プライベート

仕事

家族

頭を鍛える、感性を鍛える、体を鍛える、精神を鍛える、

何かしらを鍛えている時間に使えると、それが将来の自分自身につながってきます。

 

「成果を上げる者は、仕事からスタートしない。時間からスタートする。計画からもスタートしない。

まず、何に時間をとられているかを知ることからスタートする。次に、時間を奪おうとする非生産的な

要求を退ける。そして、得られた自由な時間を大きくまとめる」

 

ドラッカーの言葉ですが、人間に与えられた唯一無二の平等なものは時間です。

その一分一秒の時間の使い方が自分の将来、会社の将来、国の将来、社会の将来を変えていくんだ、

という高い視座を持って生き続ける、そんな想いを持って生きていきたいですね。

 

 

さて、4月も中盤戦。残り半分となります。

5月は10連休があり、しっかりと休みが取れるタイミングでもあります。

せっかくだから気持ちよくリフレッシュしたいですよね。

 

「仕事のストレスは、仕事でしか解消されない」

 

私の好きな言葉です。是非皆さん一人一人がキチンと向き合って最高の結果を出して行き、

しっかり休み、5月、新卒を気持ちよく迎い入れましょう!