4月もついに最後の1週(日本国内だけですが)。

平成も終わり、令和へ(日本国内だけですが)。

GWは10連休(日本国内だけですが)。

ということで海外は一部暦が違いますが、、、

新卒の研修も終わり、5月からは新卒たちが各現場へ配属

 

「負けられない月ですね!!!!!」

 

皆さん、キチンとビジネスルールを守り、思いっきり熱狂して、

思いっきりコミットして、最後の最後まで諦めずに取り組んで、勝ちましょう!!!!!

 

 

さて、全く別の話からです。先日の新聞の1面で日本の75歳以上世帯が4分の1
と大きく出ていました。

1人ぐらしは全体で1994万人と全世帯の約4割となる。
75歳以上の一人暮らしも500万人を超え、高齢者のお一人様の
存在感が高まるという内容。
全体の世帯数は5333万人から5075万世帯まで減少
65歳以上は全体の44%


こういった社会背景に合わせて、各企業も続々とビジネスを進化させていっています。

わかりやすいのはコンビニですよね。ここ数年でも単身者向け、
お一人様向けの食品販売が一気に拡がっているかと思います。

それにあわせて、各業界のリーディングカンパニーたちがサービスのあり方を
変えていなかければいけない時代でもあります。

・若者、外国人、女性、シニア、等々希少人材と言われる人材を社会に輩出し、
労働力を保ち、増やす、一端を担う。
・広告、紹介、派遣を通して一人でも多くの労働者を輩出する
・生産性向上
・海外で稼ぐ企業、海外で稼ぐ個人をより多く増やす


ビジネスで社会課題を解決する

に繋がるサービスはこれからますます進化し続けなければなりません。
こうした社会課題の流れに合わせて是非皆さん一人一人の事業構造を
進化、深化、そして新化させていってください。

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さて、新卒の研修も残り1週間となり、5月には各事業部に配属されます。

写真は新卒研修にて私が講話をしている時のものです。
毎年1日かけてみっちり私が講話をしています。

 

改めて当たり前のことであり、各役員、事業部長、からも日々日々落ちていると思いますが、
高いモラル、法令遵守の意識を持ち、常に当たり前のレベルを上げ続ける
とも絡む、「見逃さない」「その場でキチンと指摘する」ことについて。

まずはじめに
何度か紹介したことがあるかと思いますが、日本電産の永守さんの言葉。
こういう新卒が入ってくるタイミングだからこそ改めて皆で深く認識。


基本は6Sで、「整理・整頓・清潔・掃除・しつけ・作法」をうるさくいいます。
「社員が『おはようございます』と挨拶できない会社は絶対収益は
上がりません。ゴミ溜めみたいな工場で収益が上がっている会社が
あったら教えてほしい」と、永守重信氏は述べています。
「それ(6S)が80点になったら必ず最高益を更新する」と彼は断言しています。

 

ということで話を戻します。

クリアデスク
朝の掃除
挨拶
身だしなみ

etc...当たり前の行動

キチンと出来ていますか?
出来ていない人の机をみて、気づいて、その人に注意していますか?
→出来ていない人の机を見て、気づいて、全体に負のナレッジシェアしていますか?
注意する際、なぜこれをやらなければならないのか、キチンと目的から伝えていますか?


1:29:300

300件の些細な出来事が、大きな1件の大事故を生み出します。
ここでいう大事故とは「倒産」「事業撤退」と捉えてください。

【事業部がなくなる、倒産へのカウントダウン】
1つ1つ、些細なことができなくなっていく
 ▼
以前であれば注意しあって出来ていたものが、まぁいいかと注意しなくなっていく
もしくは注意をするが感情的に聞こえてしまい、伝えたいことが伝わらない。
もしくは注意をしているが風通しが悪く、怒られていると認識し本質が伝わらない
 ▼
割れ窓理論で些細なことが出来ないことが当たり前になっていく
 ▼
身だしなみが悪くなる
サービス業として基本の挨拶ができなくなる
身の回りが汚れていることに気づかなくなる
 ▼
お客様(企業、求職者)の前でも同じことが起こる
お客様に見て頂くメディア・プロダクトづくりでも同じことが起こる
 ▼
ファンメイキングどころかファンが減っていく。
 ▼
評判が落ち、売上が減っていく。
 ▼
事業部がなくなる、倒産する



【企業永続・成長の基礎行動】
逆のスパイラルはおわかりの通り

些細な300の小さな事業を見逃さない。指摘しあい、改善し合う

 ▼

お互いに注意し合う

キチンと目的から伝える

言われた側が上司であろうがキチンと耳を傾ける

 ▼

些細なことに目が行き届くようになる。

基本の挨拶が出来てそれ以上に気持ちの良い挨拶ができるようになる

お客様の小さな変化に気づけるようになる

 ▼

サービスレベルが上がり、ファンが増え、評判が良くなり、ファンが増える

 ▼

会社は永続・成長していく

 

ということです。

当たり前のことですがその当たり前のことがおかしなぐらいできなくなっていき、

それを自分ごととして指摘しなくなっていくのが前回書いた「大企業病」です。

 

キーワードは「見逃さない!!!」です。


我々の日々の想い、行動、言動の積み重ねが「企業文化を創ります」

企業文化が「お客様への良質なサービスを創ります」

その積み重ねが「日々の業績を創り、将来の新たなサービスを創ります」

 

ですので、逆に作用する行動、言動を「見逃さない!!!!」ことです。実際に発言している

本人はそうしたことを考えず、気づかず良かれと思って、もしくはそこまで気が回らず

やっていることが多いです。是非高い視座を持って諦めず、改善し続けましょう。

 

それでは4月最終週。自分の言葉にキチンと責任を持つこと、これが大事です。

優秀なビジネスパーソンは、自分のことばが保証書であることをわかっています。

なぜなら約束が守られる毎に信用が生まれ、信頼の基礎が築かれるからです。

信頼の基礎が築かれると、自分のやりたいことが出来るようになります。

周りから信頼されると、日々のやりがいが増えます。

自分のためではなく、周りのため、とどんどん視座が上がっていきます。

やり抜きましょう!