先週は月曜日〜木曜日まで、EOの経営者10人にて1年に一度のリトリートと

いうことで地元の北海道に行っていました。

 

日本で最も地価があがっている「ニセコ」に行き、

ニセコを作り上げた立役者の日本人とオーストラリア人それぞれから話も聞き、

丸々1年以上予約でいっぱいと言われている、北海道で最も流行っている旅館にも泊まってきました。

 

北海道エリアのなかで、奇跡的な成長を遂げ続けており、実際に街中開発だらけでした。

参考にしたエリアはアイスランド、ノルウェー、

フィンランド、デンマーク、スウェーデンといった北欧エリアということで、

合言葉は、

「世界トップレベルのウインターリゾートを創る」

「足し算の未来>引き算の未来」

街を挙げて様々な施策を持って盛り上げてきたのが実感ができ、非常に勉強になりました。

 

Youtube・SNS時代は「体験・共有」からの「発見」となる

とにかく良いものを作り、体験をしたら、共有をしたくなる、そうしたものを徹底してこだわったからこそ、

世界中にニセコの良さが拡がり続けているという素晴らしい事例でした。

 

その後の宿泊先でも多くの気付きがあったのですが、書き出すとキリがないのでまとめると、

 

まずは良いものを作り続ける。サービスを体験した人が思わず人に伝えたくなるレベルのものを作り続ける。

(我々でいうとプロダクトもそうだし、一番は我々一人一人のサービスレベルを上げ続けることに尽きる。

ネオキャリアのセールスは、ネオキャリアのカウンセリングは、他の会社とは一段レベル違うよね、と言われるレベルを追求する。)

 

サービス業としてこだわりを持つ。サービスを提供する人間の立ち振舞いや、

言葉遣いによって、品質の良さを感じる。

(これは我々全員に言えること。特に私を始めとする責任者格は自分が発信する

言葉遣いが全メンバーに浸透していくという自覚をもって発言をすることは非常に大事。)

 

広報、マーケティング機能を強化し、取り上げてもらうべきところにキチンと

取り上げてもらいエリアとしての品格を上げ、外国人の行きたい場所として想起してもらう。

(これは広報機能やその他マーケティングの強化により、一度使ってみたい、

一度話を聞いてみたいというそもそも前提の第一想起をキチンと創り上げる)

 

③によって人が集まり、①②によって、熱狂的なファンが増える。という流れかと。

こういった部分をしっかり心と体で感じた3日間でした。

 

 

そして、木曜日は戻ってきてそのまま会食、金曜日は出社し夜から大阪に移動し、

毎年恒例の高野山に行ってきました。

ちなみに勘違いされている方多いですが高野山は山登りではありません…。

 

https://www.koyasan.or.jp/

 

毎年行く度に書いていますが、この1年に入社した方は私のルーティーンを知らない

と思いますので昨年書いた内容を貼り付けます。

 

・私が30前後の時に、父親がリンパ癌になり、かなり難しい状況になった

・たまたまそのタイミングで高野山に行く機会があり(会社経営に悩んでいた2007年〜2008年の間)、

その時は治りますようにとお祈りをしに行った。

※中途研修でもよく話をしていますが、私は世界で一番父親を尊敬しています。

・関係ないとは思いますが父親の癌が奇跡的に完治し元気になった。

 

家族、社員、皆健康でいられたことの感謝の報告と、今年1年も日々精進しますので見守っていてください、

という意味をこめて毎年行き続けている私の年に一度の習慣です。

国内外、各事業、各オフィスに送りますので、ぜひご迷惑でなければ高いところに貼っておいて下さい!

 

この1年に一度のルーティーンの良いところは、

「初心を忘れない、周りへの感謝の気持ちを忘れない」

ことではないかと思います。

 

「人は誰かに生かされている」

「誰かに見守られている(私はどちらかというと天に見守られているという感覚をもっていますが)

 

ということをお礼参りに行くたびに思いおこさせてくれます。

お札も自分で毎回買うたびに国内外の各拠点、メンバーの顔を思い浮かべながら購入することができます。

そうすることによってそれぞれに対する感謝を改めて持つ、という私にとっては非常に大切なイベントです。

実家に帰る、お墓参りをする、と同じ感覚でしょうか。

それによってご先祖様に感謝をし、また1年頑張ろうという活力になる感覚、

皆さんも感じたことがあるのではないかと思います。

 

チーム力、組織力を語るための大前提が「個人」としてのPerformanceです。

我々は楽しく野球をやるチームではなく、全国優勝し、世界大会に出ていこうというチームです。

一人ひとりがアジアを代表するビジネスパーソンとしての誇りを持ち、

最高の結果を出し、最終第4クォーター迎えましょう。